センチ旅行記 青森・遠野編5月8日〜11日

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〜5月8日・出発〜
 2005年5月8日〜5月13日、青森を含む東北地方へ旅に出る。主にセンチ巡礼と鉄道関係に重点を置いた旅行となった(いつもの事だけど(笑))。
 青森へ訪れるのは実に6年ぶりだが、6年前の巡礼時はセンチスポットや鉄道写真の撮影はしなかったので、今回改めて写真撮影も兼ねて、観光を楽しむ。青森の他には秋田、平泉、遠野等も巡る。遠野は仙台のセンチヒロイン・永倉えみるのセンチスポットでもある。今回使用するフリー切符は仙台までは行けないので、主に青森を中心となるわけであった。

〜札幌→青森へ〜
 2005年5月8日、午前8時34分札幌発の特急「スーパー北斗6号」で出発する。この日は朝から少し微熱を感じたが、5泊6日の旅行など滅多に行けるものではないので、あえて予定通り旅に出ることにした。「スーパー北斗」はキハ281系という振り子気動車で、カーブでもさほど減速せずに走行できる。札幌から約3時間20分かけて函館まで行く。函館に11時53分に到着すると、次に青森まで乗車する特急「白鳥22号」の発車まで1時間ある。この間に昼飯を調達したり、新しくなった函館駅のホームを見て周る。フリー切符の性格上、改札の外へは出られないが、ホームにも売店はあるし改札口近くにトイレもある。
 しばらくすると、ドラえもん海底列車が入線してきた。この列車は、函館〜吉岡海底駅間を結び、主に吉岡海底駅見学とドラえもんファンの子供をターゲットにした特別列車である。かなり派手なドラえもんの塗装が成されて、一気に注目を浴びそうだ。案の定乗客は親子連れがほとんどのようだった。
 昼飯のおにぎり2個を買い込み、「白鳥22号」へ乗車する。昨年高松へ行った際にもこの「白鳥22号」を利用した。この列車は函館を出ると、青森までノンストップなので、485系電車とはいえ函館→青森まで所要時間が2時間を切る。

〜青森到着・浅虫水族館へ〜
 ようやく着いた6年ぶりの青森。

 私『青森よ!私は帰ってきた!』

 妙子『お帰りなさい!でも、半年前にも一年半前にも列車で通ったよね?』


‥‥青森へ到着すると浅虫へ向かう列車の時間まで間があるので、まず今日宿泊するホテルへ向かい、チェックインし荷物を置いて再び青森駅へ戻る。この日はゴールデンウィーク期間最終日ということもあってか、増発された八戸行特急「つがる94号」に乗ることにした。多客期に増発された列車というのは、古い車両が運用に入る場合が少なくないのでもしやと思ったが、思った通り国鉄色485系電車だった。今では珍しいこの車両は、初めヘッドマークが「回送」で入線してきたが、「つがる」のマークが表示されるまで、他の様々な列車のヘッドマークが表示されていき、カメラに収めることができた。私のほかにも何人か同じように撮影していた人もいた(他のヘッドマークについての詳しくは、当サイトの「鉄道写真」を参照して下さい)。
 国鉄色485系に乗るのは5年ぶりだが、6両編成の堂々たる姿。しかし、一般の客から「これちゃんと走るのか」等の声が‥(苦笑)。まぁ確かに古い車両ではあっても、実際走り出してみるとその走りっぷりは健在だった。
 約15分で浅虫温泉駅に到着。元々ガラ空きだったせいか、浅虫温泉で下車した乗客は私一人だけだった。

左が青森→浅虫温泉まで乗車した特急「つがる」


センチ1でもおなじみの浅虫水族館

 浅虫温泉駅から徒歩10分程で浅虫水族館へ到着した。以前にも来たことがあるので、今回は外から撮影するに止める。センチ1でおなじみの場所で撮影し再び浅虫温泉駅へ戻る。この日の青森はかなり肌寒く、札幌とほとんど変わらないくらいだった。
 しばらくして函館行「白鳥」へ乗り青森へ戻る。今度はリニューアルされた485系だった。ホテルへ戻り部屋の窓から景色を眺める。駅前のホテルで部屋も9階だったので、青森駅やベイブリッジが丸見えという好条件。このような条件が旅行中の宿において最も退屈しない点だと思える。

ホテルの部屋から撮影した青森駅とラビナ


同じ頃写した青森ベイブリッジ


30分後くらいに再び撮影したベイブリッジ
どうやら時間によってライトアップの色が変化する模様


さらに30分後に撮影
この30分程後に、また最初のライトアップ色に戻る

 青森の夜景を眺めながら、センチヒロイン・妙子の曲「日曜日の丘」や「ラブリッジ」を聴く。他のセンチ都市に行った場合にも同じようにその都市のセンチヒロインの曲を聴いたりするが、この瞬間こそセンチ巡礼の真骨頂だと確信している。センチ1から7年以上が経過しているとはいえ、まだまだ当時の状態を色濃く残すこの街では尚更である。
〜5月9日・秋田へ〜
 朝ホテルのバイキングで朝食をとった後、少し早めに青森駅へ行き、寝台特急「日本海」等の写真を撮影した後、秋田行特急「かもしか2号」へ乗る。この日は昨日にも増して寒く、少し雨も混じる。この日乗車した「かもしか」は、塗装は違うものの昨日の国鉄色「つがる」と内装はほぼ同じ。この列車も比較的空いていたが、悪天候のためか窓ガラスが汚れていた。
 青森を出発して2時間半後、昼過ぎに秋田へ到着する。ここで素早く荷物をロッカーに預け、新潟行特急「いなほ10号」へ乗り、次の停車駅・羽後本荘まで行く。フリー切符では、もう少し先の駅まで乗車できるものの、そうすると帰りが遅くなるので(笑)羽後本荘に止める。所要時間はだいたい35分程度。秋田を発車してしばらくすると海岸線を走る。だいぶ日も差し車内も閑散としているので、短い時間だが充分くつろぐことができた。
 羽後本荘に到着すると、私以外にも数人が下車した。この駅は由利高原鉄道との乗換駅とはいえ、さほど大きくない駅舎で、駅前もサッパリしていた。羽越本線のこの区間は列車の本数も少なく、一本逃すと1〜2時間待たされることがざらにあるので、本当は秋田への帰路も特急に乗りたかったのだが、やむなく701系普通電車に乗る。この電車、いわゆるオールロングシートの典型的な通勤型で、旅情とかけ離れているものの、別に鈍足というわけでもない。客は学生が多かった。
 約50分掛けて秋田へ到着した。このまま秋田市内にある千秋公園へ向かう。千秋公園は江戸時代に秋田藩佐竹氏の居城・久保田城があった場所。現在は御隅櫓が復元され、内部は秋田藩や佐竹氏に関する資料が展示されている。最上階からは秋田市街を見渡すことも可能。

御隅櫓展望室より

展望室より日本海方向を望む

 天気が良ければ鳥海山を望むこともできるものの、この日は曇りがちなので無理だった‥‥。
 さて、この後は市街を見て周り、駅前にあったアニメイト秋田にも足を運んでみる。荷物になるので何も買わずに立ち去るが、センチ関係の商品は、昨年発売されたセンプレの3種類のCDのみ。かつての栄光は見る影もなく‥‥。
 アニメイトを後にすると少し早めだが晩飯にする。予定ではこの後、秋田から男鹿線を乗り通すつもりでいたが、まだ微熱が尾を引いているので今回は取り止め。駅前の食堂でラーメンセットを食べ、腹が満たされたところでホテルへ向かう。この日のホテルも駅前で、部屋は12階なので例によって駅前を一望できる。秋田駅は新幹線が通っているためか、なかなか近代的な駅舎である。
 やがて夜半頃から雨が激しくなり、雷も伴ってきた。少々やかましいが疲れからかぐっすり眠ることができた。

〜5月10日・秋田→盛岡→遠野へ〜
 朝からまだ曇りがちで肌寒い。10日の朝飯は駅にある食堂で秋田名物・稲庭うどんを食してみる。舌ざわりが滑らかでかなりいい線行っている。お土産として購入してしまったほどである。盛岡まで乗車する秋田新幹線「こまち10号」の発車までまだ時間があるので、他の列車の写真を撮影する。
 秋田新幹線「こまち10号」は、秋田発の時点でそこそこの乗車率。秋田〜盛岡間は線形が在来線レベルなので、スピードはあまり出ないものの、それでもやはり新幹線車両、シートは2列配置ということもあってか乗り心地は上々。約1時間半で盛岡に到着する。
 盛岡では在来線快速「はまゆり3号」へ乗り換える。これで遠野まで行くというわけである。途中・盛岡→花巻までは、東北本線で線形も良いので、かなりのスピードで走行する。車内も割りと空いていて、のんびりくつろぐ事ができた。花巻→遠野は単線のローカル線となるが、この列車のキハ110系は性能も良いので、少々の勾配は物ともせずに走り抜ける。どことなく北海道のキハ150系に似てなくもない。
 遠野へ到着すると、まずロッカーに荷物を預けて駅前を散策する。遠野駅は駅舎の2階がホテルになっているが私が泊まるホテルは別のところ。まだチェックインには早いので、駅のすぐそばにある特産物展示場を見る。ここはセンチ1のえみるが河童のリュックを背負っているシーンの背景として登場した建物。早速撮影する。

遠野駅・駅舎


センチ1・えみるのセンチスポットの一つ

 特産物展示場には遠野に関連する土産物や、河童のアクセサリー、キーホルダー、ぬいぐるみ等も売られていた。観光案内所も兼ねているようだ。レンタサイクルも貸し出しているものの、この日は寒く風も強い。おまけにこれから向かうかっぱ淵や山口水車は自転車で行くにはちょっと遠いので、今回はバスを使う。バスの時間までまだ余裕があるので、博物館の方へ行ってみる。10分ほど歩くと遠野博物館に到着。すぐ側には南部神社があった。この神社は鍋倉城址でもあるという。神社の石段を登って行くと、遠野市街を見渡すことができた。

南部神社前


石段の上のほうで撮影

 石段を降り、側の遠野市立博物館を見学する。遠野市の歴史や民話、物語などに関する資料が展示されており、階上ではスクリーンがあり、昔話が映像と共に上映される。さながら「日本昔話」の雰囲気である。上映時間は約20分で、独特の方言を交えたその映像は密度の濃い内容だった。
 博物館を一通り見終えた後、遠野駅へ戻りバスを待つ。遠野市のバスの本数は非常に少ないものの、それでもうまく使えば観光名所を安く見て周ることができる。まずはかっぱ淵方面へ向かうバスへ乗る。途中田舎の農道といった感じの場所を走り、20分程でかっぱ淵に一番近いバス停に到着。徒歩でしばらく歩くとかっぱ淵の側にあるという常堅寺という寺を見つける。この寺の境内の裏側にセンチスポットの一つ・かっぱ淵がある。

常堅寺正面。かっぱ淵はこの裏手


かっぱ淵にある河童と祠


センチ1のかっぱ淵の背景と同じ構図


かっぱ淵について

 このかっぱ淵というのは、以前にテレビでも取り上げられ、一時は観光客で賑わったそうだが、この時はあたりは静まり返って静寂そのものだった。おかげで落ち着いて見物できたが、この河原、河童がいるとは思えないほど浅い。しかし伝承では近づく者を引きずり込むとか‥。しばらく滞在した後、来た道を戻る。とはいえ、次に行くセンチスポット・山口水車方面へ向かうバスの時間にはまだ間があるので、バス停のすぐ近くにある伝承園という施設を見学してみる。

伝承園内部。昔ながらの農家が展示されている



伝承園付近にある古びた鳥居
平安末期頃、この鳥居を通り修験者が山に向かったとか

 この伝承園にも水車が展示されていたものの、これから向かう山口水車は現在も使われている本物の水車。加えてセンチスポットでもある。伝承園を見終えた後、山口方面へ向かうバスに乗る。沿道はさらに田舎さながらな風景が続く。バスに揺られること約20分。ようやく山口水車に一番近いバス停に到着する。一番近いといっても、バス停から水車まで900mもあるという‥。途中坂道も含め、往復約二km。日頃の運動不足のためか、少々足に疲れを感じつつ水車を発見する。遠野駅から水車までは延べ12kmあるという。ともかくここも写真に撮る。

これが現役の水車
この場所でえみるは走り周っていた‥


雰囲気抜群の藁葺き屋根の水車小屋


 すぐ傍では土地の農家の人が農作業をしている。ここも先のかっぱ淵と同じく、非常に静寂とした場所。このような落ち着いた場所でえみるがえみる語全開で騒いでいたかと思うと、なにやら可笑しくもある。ちなみに水車小屋のすぐ側には民家があり、センチ1と全く同じ構図で撮影すると、その民家も一緒に撮影されてしまうので、少し違う位置から撮影することにした。しかし、センチ1主人公とえみるはどうやってここまで‥。仙台からここまでは日帰りはちょっと無理だと思うし‥(苦笑。
 滞在時間もそこそこに、また来た道を戻る。バスの時間にはまだ少し余裕があるが、万が一逃すと次のバスは明日まで来ない(笑)。一日4本という少なさ。このような場所へ来ると、つくづく札幌は都会だなぁ、と思う。

水車小屋はこの先900m
ここで20分ほど帰りのバスを待つものの、時折本当に来るのか不安になることも(笑。
センチ1で広島の廃止されたバス停で待ち続けた主人公さながらに‥‥。
最も、ちゃんとバスは来ましたが‥。

 バスに乗り再び遠野駅前へ。日が翳り始めてきたので駅前の食堂で晩飯を食べ、ロッカーに預けていた荷物を取り出し今日の宿へ向かう。ここも駅前ではあるものの、部屋の窓は駅方向ではないので駅を眺めることはできない。しかしこのホテルのみ、スカパーの3つのチャンネルが無料で見られる!スポーツ関係が2チャンネル、時代劇が1チャンネル。残念ながら?アニメチャンネルはなし(笑)。しばらく時代劇チャンネルを見た後、今まで撮影した写真をデジカメで確認する。このような作業が可能なところがデジカメの良いところ。明日は早いので早めに寝る。

〜5月11日・遠野→一ノ関→盛岡→青森〜
 午前6時30分頃起床。窓から外を眺めると、割と青空を確認することができた。どうやら天気は悪くないようだ。ホテルを後にし遠野駅へ向かう。徒歩3分というところか。私の場合、極力駅から近い場所の宿を選ぶため、駅⇔ホテルの移動にはあまり苦労した経験はない。午前7時過ぎの遠野駅前は静まり返っていた。が、駅の待合室には次の列車を待つ人の姿がちらほらと。私はここから再び快速「はまゆり」へ乗り、新花巻まで向かい、そこから新幹線に乗り換え一ノ関まで行くことにしている。フル規格の新幹線に乗るのは半年振り。

朝、ホテルの部屋より望む遠野の風景


先頭車両より進行方向を望む

 遠野駅から快速「はまゆり」に乗車した時点で、それなりの乗車率だった。座ることもできなくもないが、どうせならばと先頭車両、運転席のすぐ手前に立ち進行方向を眺める。この位置は鉄道ファンにとっては一種の特等席と言えるかもしれない。見ていて気づいたが、割とカーブや勾配の多い路線だった。時折極端に速度を落とす場面も見られたが、直線区間ではかなり軽快な走りをする。約45分で新花巻へ到着、ここで新幹線に乗り換えるわけだが、下車した乗客のほとんどはこの乗り換えが目的だった模様。
 この駅から8:41発東京行「やまびこ48号」に乗る。一ノ関までの乗車時間は34分足らずだが、先程買い込んだ朝食用のパンとおにぎりを食べるには充分な時間。自由席はガラ空きだったので、落ち着いて食べることができそうだ。この「やまびこ」、新幹線の中では各駅停車とはいえ、やはり速いものは速い(笑)。朝食を食べ終えて間も無く一ノ関にたどり着いた。一ノ関に来るのは初めてだし、平泉の中尊寺に行くのも今回が初めて。別に現在放送中の大河ドラマに触発されたわけでもないが、平泉中尊寺は以前から興味があったので、今回のフリー切符の区間限界でもある一ノ関に行くことにした。この一ノ関駅前からバスで25分かけて平泉まで行くのだが‥‥、バスは修学旅行生で溢れていた。私は早めに並んだから座れたが、ともかくもほぼ満員状態。なんか引率の教師まで乗ってるし。‥普通の路線バスなんか使わずに貸切バス使えよ(爆。
 ようやく平泉に着き、満員状態のバスから降りると、早速中尊寺へ向かって歩き始める。しかし‥、いきなり急な坂道が数百m続く(汗)。一難去ってまた一難か?うーむ、京都の清水寺へ続く道よりも勾配は急かもしれない。まぁそれだけ登りつめれば景色も良いはずだが。

中尊寺へ続く坂道の中腹で撮影した平泉の風景
真ん中辺の橋は東北本線の物


ある程度登ると坂道もだいぶ楽になる


 坂道を登りきると‥‥、また修学旅行生で溢れかえっている(苦笑)。京都ならまだしも、平泉中尊寺が修学旅行のターゲットだとは正直知らなかった。大河ドラマの影響かもしれないけど、気を取り直して見て周る。土産物屋や資料館などもあり、奥の本堂には金色堂がある。平安末期、奥州藤原氏が築いた栄華の跡。ここには松尾芭蕉も訪れたことがあるらしく、あちらこちらに芭蕉の詩や像まである。

芭蕉の銅像


中尊寺金色堂(有料区域)

 写真を撮る瞬間にも苦慮。上の2つの写真を撮影した直後、修学旅行生の団体が目の前を通り過ぎて行った‥。
 やがてあの急な坂道を降り続けると、バス停周辺には土産物屋や資料館が軒を連ねている。バスの時間にはまだ早いので、平泉文化史館を見学する。平泉の歴史や中尊寺などの精密な模型が展示されていた。バスの時間まで時間を潰すには充分すぎるほどの内容。満足しつつ後にし、バスで一ノ関駅へ戻る。
 一ノ関駅で昼食をとり、新幹線の時間までまだ少しあるので在来線ホームを見て周る。この駅にはもはや在来線特急列車はなく、ほとんどが普通列車。たまたま仙台行普通列車を見かけたので撮影した。仙台といえばセンチヒロインの一人・えみるの都市だが、いつかここにも訪れてみたいと考えている。
 一ノ関から盛岡までは「Maxやまびこ49号」を利用する。この新幹線は全車2階建てというスケール。もちろん2階席の指定券をとってあるので、眺めは期待できるだろう。行きと同じでこの「Maxやまびこ」もガラ空きだった。昨年乗車した「はやて」とえらい違いだ。「やまびこ」でのんびりと移動するのも良いかもしれない。東海道・山陽新幹線でいうと、「こだま」がそれに当たるのだろうか。
 42分間で盛岡へ到着し、ここから八戸まで乗車する「はやて13号」の発車まで40分あるので、ちょっと改札を出てみることにした。駅舎はかなりの大きさで、駅前も開けている。今回訪れた都市の中で最も大きな町かもしれない。
 「はやて13号」は盛岡→八戸間はノンストップなので、かなりの速度が出ているはずだが、残念ながらこの区間はトンネルが多いのであまり実感が感じられなかった‥。さらに八戸で在来線特急「つがる13号」へ乗り換え、1時間で青森にたどり着く。青森での本格的な観光は明日ということにして、いくつかの鉄道写真を撮影した後、今日のホテル、青森グランドホテルへ向かう。このホテルが今回泊まった5つのホテルの中で一番サービスが充実していたような気がする。まぁそれはともかく、部屋の窓から外を眺めてみる。すぐ傍に隣のビルの壁が見えるものの、なんとかアスパムは半分だけ見ることができた(ぉ)。

これがホテルの窓から見た夜の半アスパム(笑


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