センチと鉄道


センチと鉄道とは?

センチメンタルグラフティ
 「旅」がセンチシリーズのテーマの一つでもある以上、センチにとって鉄道の存在は必要不可欠と言っても過言ではありません。特にセンチ1における鉄道の重要性は計り知れないものがありました。センチ1で都市間移動を行う際、計8種類の交通手段がありますが、鉄道はその内の半数、「快速列車」、「快速夜行」、「特急列車」、「特急夜行列車」の4種類にもなります。他も移動手段には、「バス」、「飛行機」、「フェリー」、「ヒッチハイク」等がありますが、バスと飛行機はともかく、フェリーやヒッチハイクはほとんど使うことはないでしょう。フェリーは時間がかかりすぎるし、ヒッチハイクは消費行動力が大きく行き先が指定できないなど、要するに使いづらいのです。バスは短距離〜中距離で金が少ないとき、飛行機は時間的余裕がなく金に余裕があるときには利用することもありました。しかしメインはやはり鉄道、それも週末(金曜夜)東京から発つ場合利用するのは「快速夜行」か「特急夜行列車」が大半(別に私自身が夜行列車が好きだからというわけでもありません(苦笑))でした。
 「快速列車」は、短距離の都市間(東京〜横浜、京都〜大阪、福岡〜長崎など)で利用するくらいで、「特急列車」は日中の中距離で時々利用していました。
センチ1「快速列車」(201系通勤電車)


 ヘッドライトの位置や窓の配置等から、おそらく201系通勤電車と思われます。国鉄末期に製造され、現在では主に関東、関西地区で運用されています。

下の中央総武緩行線201系の写真は、スーパーやまびこ1号の男さんから提供して頂きました。
センチ1「快速夜行」(111・113系近郊型電車)
 センチ1で使われている「快速夜行」は、その塗装やドアの配置から111系か113系でしょう。この車両はいわゆる近郊型電車と言われるもので、主に短距離から中距離の運用で使用されています。写真のような湘南色と呼ばれるものから、使用されている地域によって様々な塗装があります。現在では関東や関西地区、四国の一部で運用されています。
センチ1「特急列車」(100系新幹線)
 「特急列車」といっても在来線のものではなく、新幹線だと思われます。写真の100系新幹線とは、初代新幹線である0系に代わって国鉄末期に登場した車両で、運転速度の向上や2階建て車両が導入されました。2003年9月に新幹線品川駅開業と共に東海道新幹線から姿を消し、現在では山陽新幹線でのみ運用されています。
センチ1「特急夜行列車」(EF65型電気機関車牽引24系客車)
 センチ1の写真ではヘッドマークからすると、おそらく「寝台特急あかつき」なのでしょうが、EF65のあかつきの写真が見つからないので、ここでは「出雲」の写真を載せます。EF65は1965年に主に貨物用と寝台列車用として登場した電気機関車です。現在では写真の「寝台特急出雲」、それに「寝台急行銀河」で運用されているようです。
 24系客車とは、1970年代に量産された寝台特急列車の主力車両で、現在でも多くの寝台特急で運用されています。写真の「寝台特急出雲」は、東京〜出雲市の間を結ぶ寝台特急で、途中京都で機関車を付け替えるするようです。「寝台特急あかつき」は京都〜長崎を結ぶ寝台特急です。
センチ1「飛行機」(旧日本エアーシステムMD90型「黒沢1号」)
 鉄道ではありませんが、センチ1の最速移動手段・「飛行機」で使われた、旧日本エアーシステムのMD90型、通称「黒沢1号」と呼ばれる機体で、左写真の飛行機と同じものです。

左の写真は、スーパーやまびこ1号の男さんから提供して頂きました。
センチ1「青森駅でのイベントの車両」(キハ40系気動車)
 センチ1の安達妙子に関係する2度の青森駅でのイベントに出てくる列車は写真にあるキハ40系気動車です。キハ40系は、1976年に量産が開始され、現在でも全国各地で運用されています。地域によって塗装やエンジン、内装が異なります。写真の塗装の車両は、主に青森・盛岡地区で運用されているようです。
センチ1「広島駅でのイベントの車両」(721系電車)
 センチ1で七瀬優のハッピーエンドの際に登場する「JR広島駅ホーム」の背景に使われている画像とほぼ同じ構図で撮った写真。写真の721系電車は1988年に登場した近郊型電車で、主に北海道の札幌圏で運転され、快速「エアポート」や普通列車として活躍しています。快速「エアポート」用に作られた指定席「uシート」が存在し、特急車両並のリクライニングシートとなっています。
※なぜ広島駅での背景に札幌駅の写真が使われていたのか。おそらく製作スタッフの勘違いでしょう(笑)。まさか実は優は札幌に住んでいたなんてことはないでしょう、たぶん‥‥。
センチ1「突発イベント(移動中)」(200系新幹線車内)
 センチ1でせつなさや親密度が上がると突発的にイベントが発生することがあります。そのうちの一つ、特急列車(200系新幹線車内)の写真です。星野明日香、森井夏穂の突発イベントで使用されました。新幹線車両は狭軌の在来線よりも幅の広い標準軌を基準に設計されているため車両の幅が広く、座席も2列+3列配置が可能となっています。

左の写真は、スーパーやまびこ1号の男さんから提供して頂きました。
センチ1「突発イベント(移動中)」(209系電車内)
 同じくセンチ1の突発イベント、こちらは快速列車、快速夜行、夜行特急で使われた写真と同じ型の列車内写真です。
209系電車の車内写真ですが、どう見ても通勤型、快速夜行や夜行特急には使われないでしょう(苦笑。
安達妙子、保坂美由紀、山本るりか、松岡千恵の突発イベントで登場します。

左の写真は、スーパーやまびこ1号の男さんから提供して頂きました。
センチメンタルジャーニー(アニメ)
 TVアニメ「センチメンタルジャーニー」では、第1話、第3話、第5話に鉄道が登場しました。
第1話は遠藤晶の話で、冒頭晶が長崎の路面電車で思案橋という所で下車していました。
第3話は七瀬優の話。優がどこから乗車したのかは不明ですが(新潟〜柏崎のどこか)、新大阪まで乗車した「急行きたぐに」。アニメのヘッドマークには「はくつる」と表示されてましたが、はくつるは新大阪には行かないのでおそらくスタッフのミスでしょう。アニメでの乗客は優と芹沢琴音と酔っ払いの3人だけでしたが、実際の自由席車はそれなりの乗車率のようです。あと、第3話の終わりのほうで優が客車列車に乗車しているシーンが登場していますが、座席車なので夜行かどうかは不明。
第5話は森井夏穂の話ですが、この話に登場する「急行たかやま」は夏穂ではなく、夏穂の親友の檜山恭子が引越しの際に利用していた列車です。
センチメンタルジャーニー第1話(長崎電気軌道)
 長崎の路面電車は数種類車両がありますが、その内最も似ているのが写真の1993年登場の1500系と呼ばれる車両のようです(塗装は違いますが)。
センチメンタルジャーニー第3話(急行きたぐに)
 左の写真が本物の「急行きたぐに」です(笑)。きたぐには大阪〜新潟間を結ぶ夜行急行列車で、使用車種は583系。自由席車両の他、A寝台、B寝台、グリーン席車両が連結され、現在では世界初の昼夜兼用特急電車583系の唯一の定期列車です。ジャーニーでは右側走行したり、ヘッドマークがはくつるだったり、999並の空気輸送でしたが、実際はありえません。583系という列車は1968年に昼夜兼用電車として開発され、70年代には一世を風靡しましたが、その後徐々に定期運用から撤退し、現在では一部の臨時列車と急行きたぐにを残すのみとなりました。
ンチメンタルジャーニー第5話(急行たかやま)


 急行たかやまは、飛騨古川〜大阪を結ぶ急行列車で、58系気動車で運行されていました。しかし、1999年12月3日、急行たかやまは特急ワイドビューひだにバトンタッチする形で廃止となりました。左の写真はたかやまと同じ58系気動車ですが、たかやまとは違う国鉄色の別の列車です。

下のキハ58系急行「たかやま」専用色の写真は、スーパーやまびこ1号の男さんから提供して頂きました。
センチメンタルジャーニー ヴォイスダイアリー優編(急行ちくま)
写真なし  ジャーニーのVHS/LDや、LD-BOX、DVD-BOX等に付いていたドラマCDの優編で、優が長野へ向けて乗車していた列車が急行ちくまでした。急行ちくまは長野〜大阪を結ぶ夜行急行で、1959年に運行を開始しましたが、2003年に臨時列車化されました。優がちくまに乗っていたのは、ドラマCDの内容から推測すると、ジャーニー第3話の少し後くらいだと思われます。ジャーニーの時期が96年だとして、当時のちくまは客車列車だったので、ひょっとすると第3話の最後で優が乗っていた列車がちくまなのかもしれません。
センチメンタルプレリュード
 最新作センチメンタルプレリュードにも鉄道が登場します。主人公やヒロインたちが通学で利用する江ノ島電鉄です。センプレは修学旅行以外、旅行とはほぼ無縁でストーリーが進行していきますが、日常的に使用する鉄道ということでここに載せておきます。
センチメンタルプレリュード(江ノ島電鉄300形)
 写真の車両は江ノ島電鉄の300形と呼ばれるもので、江ノ電の顔ともいえるほどに有名です。昔から親しまれており、最も古い車両は昭和初期から運行されているようです。鎌倉〜藤沢間を結びます。


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