〜10月22日夜・札幌出発〜 |
2005年10月22日〜10月31日にかけて、四国高松、大阪、京都、金沢と、四つのセンチ都市を見て周り、更に坪尻駅にも足を延ばす。その他にもセンチとは無関係の観光名所も訪れました。時間と体力の許す限り、センチ1の主人公ではありませんが、放浪してきました(苦笑。
およそ9泊10日に及ぶ、今回の長期旅行(センチ巡礼)の出発日、10月22日夜。昨年同様往復鉄道ということもあり、JR札幌駅から出発となります。最初に乗車した急行「はまなす」は、現在では珍しい客車急行です。今回は寝台料金無しで乗れるカーペット車両を利用しました。この車両は一階席と二階席に別れていて、一階席は顔の部分のみ隣とカーテンで仕切られた雑魚寝、二階席は仕切りの大きい半個室状態。私は二階席の指定は取れなかったので一階席でした。しかし隣に人は来ず、そこそこ快適でしたが、どうも二階席に空席が‥。直前でキャンセルが出たのでしょうか。発車前に窓口で確認しておけば良かったかと、少し悔やまれます‥。 上り急行「はまなす」は午後10時に札幌駅を発車して、翌日23日の午前5時35分に青森駅に到着します。途中深夜でも車内放送があるのは少々頂けないですね。青森駅では新潟行きの特急「いなほ8号」に乗り換えますが、青森→新潟間は約7時間かかります。ちょっとした夜行列車並みの所要時間です。
|
札幌駅の電光表示板。
|
札幌駅5番ホームへ入線した急行「はまなす」 この列車でひとまず青森まで向かいます。
|
〜10月23日・青森→新潟→大阪へ〜 |
翌23日、青森駅に到着。 この後、写真の485系特急「いなほ8号」に乗り換えます。 しかし後でこの列車にハプニングが‥。
|
大雨の為、写真の間島駅〜隣の村上駅の間が不通となり、 急遽代行バス3台に分乗して村上駅まで移動することに‥。 写真のキハ40系も立ち往生した列車です。
|
23日早朝、青森駅に到着しました。この日はあいにくの雨模様ですが、この時点では乗り換えた新潟行きの特急「いなほ8号」は定刻通りに青森を出発しました。ちなみに「いなほ」には、485系電車の非リニューアル車とリニューアル車が使用されていますが、今回私が乗車したのは、写真のリニューアルされた車両でした。 秋田に到着した辺りから雨の振り方が強くなりましたが、秋田を発車してしばらくして原色の583系電車とすれ違ったりと、それなりに退屈はしませんでした。途中酒田駅、あつみ温泉駅で観光客が大勢乗車してきました。それまでの車内は閑散としていたのですが‥。そしてしばらくすると、恐れていた列車立ち往生が‥。大雨の影響で、線路の点検の為に特急「いなほ8号」は羽越本線間島駅〜村上駅の間が不通となり、急遽代行バス3台が手配され、全ての乗客はバスに分乗して村上駅に向かうこととなりました。 村上駅でも新潟から秋田へ向かう予定だった「いなほ」が停車していました。この「いなほ」は再び新潟へ引き返すので、代行バスで移動してきた乗客は急ぎ足で乗り込みました。ちなみにこの「いなほ」用485系もリニューアル車でした。 ‥‥結局予定よりも約1時間半ほど遅れて新潟へ到着しました。つまり青森から新潟までの所要時間は約8時間半もかかったことになります。まあ代行バスが出ただけマシでしょうか‥。 |
新潟駅です。 大阪行急行「きたぐに」の発車まで、数時間あります。
|
先ほど青森から乗車した485系と同型の車両が、 金沢行の特急「北越」にも使用されています。
|
全席指定の快速「きらきらうえつ」号
|
磐越西線の「SLばんえつ物語」号 C57蒸気機関車が、煙を吹き上げつつ入線してきました。
|
「SLばんえつ物語」号の14系客車
|
キハ52系気動車も停車していました。
|
新潟駅ではかなり時間に余裕があったので、新潟周辺の路線を乗りつぶしたりして暇つぶししていました。雨は一時的に止んだりしましたが、時折激しく降り出したりと不安定な天候だったり‥。ただ、新潟駅にはSLや古い気動車など珍しい列車も少なくないのでそれほど退屈はしませんでした。そうこうしているうちに、いよいよ急行「きたぐに」の入線です。 |
新潟駅の電光表示板
|
残念ながらピンボケです(汗。 しかしそれでも風格ある車両ですね。
|
583系急行「きたぐに」の方向幕 実はこれが表示されるまで、色々と他の列車の方向幕も 表示されていたので撮影しました。
|
私が乗り込んだB寝台下段の様子。 ちょっと天井が低いですが、ベッドの幅は広く窓も大きいので、 それなりに快適でした。
|
これまでにも何度か583系電車を見たことはありますが、乗車するのは今回初めてだったりします。子供の頃よりいつか乗ってみたいと思い続けた列車であり、そしてセンチメンタルジャーニー第3話、七瀬優が乗車した急行列車となれば、心躍らずに入られません(笑)。10両編成の堂々たる風格。写真がピンボケしてしまったのは残念ながら、現在唯一の583系定期列車、乗車率もそこそこに入線後20分ほどで発車しました。それまでできるだけ車内外から写真を撮影しましたが‥。 |