センチ旅行記 青森編


〜出発〜
 1999年9月下旬、札幌から青森へ向けて3泊4日の旅に出る。青森は中学の時の修学旅行以来だが、センチ巡礼では初めての旅行となる。ちなみに3泊4日と言っても、その内2泊は車中泊となる。往復寝台列車(急行はまなす)を利用。急行はまなすは午後10時過ぎに札幌を発車し、青森に早朝6時前(正確には5時半くらい)に到着するという。今回は、往復自由席割引切符を使用するので座席で寝なければならないが、それほど混んでもいなかったのでなんとか眠ることは出来た。

〜青森巡礼〜
 翌朝、目が覚めたのは青森に到着する20分くらい前だった。眠っている間に目的地に到着できるというのも便利なものかなと思っている内に、青森ベイブリッジが見えてきた。青森駅に到着すると、他の列車に乗り換える人が大半で、あまり青森で下車する人はいなかった。さて、時間はまだ午前6時前、青森から各地へ乗り換える人はともかく、青森で下車する人には少々退屈な時間が訪れる。案の定、駅前の店はほとんどやっておらず、しばらくは駅前をぶらついたりコンビニで時間をつぶす。適当に朝食を取り、とりあえず青森ベイブリッジへ行ってみる。かなり巨大な橋だ。斜張橋というらしい。天気は良かったので眺めは最高、ベイブリッジの下にラブリッジという橋が架かっていた。たしかアニメ版ジャーニーの妙子の話でも終わりのほうで出てきたっけ、などと思いを馳せつつアスパムへ行ってみる。アスパムは観光博物館でもあるので、とりあえず中を見学してみる。展望台からの眺めはなかなかのもので、遠く八甲田山も望めた。その後、青森ラビナ、新町通りと市街地をぶらつき一日を終える。
 翌日、ビジネスホテルを出て一路浅虫温泉へ向かう。温泉街を歩きつつ水族館を覗いてみる。その後、今度は弘前へ直行、この間の移動は全て鉄路である。東北地区を走る701系という電車、あまり良い評判は聞かないが加速はなかなかのもの。ただほとんどがロングシートなので、長距離の移動には向かないかも。弘前に到着し、弘前公園でも散歩してみるが、この辺は修学旅行でも来たので覚えのある建物や風景も多い。そうこうしているうちに、日が暮れてきたので青森へ戻る。青森駅で晩飯を食べ、午後11時前に札幌へ向かう急行はまなすを待つ。そういえば、青森駅は自動改札ではないのにセンチ1では自動改札というか新宿駅だったなぁ、とかセンチ1の主人公ならここで妙子が見送ってくれるのか?などと思いながら発車の時間が近づいてきた。帰りはそこそこ混んではいたものの、何とか二人分座席を確保し横に荷物を置き眠りに付く。翌朝6時頃札幌へ到着。少々腰が痛くなったが、というか今後は寝台列車に乗るときはなるべく寝台を使おうと決意しつつ帰宅する。


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