センチ旅行記 高松・大阪・京都・金沢編 10月27日(6日目)

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〜10月27日・京都・嵐山・嵯峨野〜京都市外スポット〜
 2005年10月27日、ホテルを出て午前7時半過ぎに新大阪駅へ到着し、京都方面へ向かう新快速電車に乗ろうと思ってみたものの、通勤通学時間帯のために混雑していることは目に見えています。手ぶらならそれも良いですが、今回は荷物も多いので新大阪→京都間は、たまたま入線してきた高山行き特急「(ワイドビュー)ひだ3号」で移動しました。JR東海の在来線特急には「ワイドビュー」の名が付けられている列車も多く、「(ワイドビュー)ひだ」のキハ85系に乗るのも今回が初めてです。自由席車は閑散としており、特急券は車内で購入しました。このキハ85系、加速力もかなりのもので、乗り心地も良好。

やがて京都駅に到着すると、まずは途中下車してロッカーに荷物を預けて1年ぶりに来た京都駅周辺を見て周ります。京都タワーのセンチスポットと同じ構図で写真を撮り、京都駅の屋上からも京都タワーを撮影してみました。この日は今回の旅行中最も良い日和に恵まれ、午前中はほぼ快晴だったのでセンチ巡礼や写真撮影にも気合が入ります(笑。


京都タワー。センチスポットのひとつ。


京都駅ビル。


京都タワー入口。この場所もセンチスポットですね。


京都駅ビル内。独特の造りです。


京都駅ビルから洛北方面を撮影


同じく京都駅ビルから撮影した京都タワー


京都駅ビル内部


JR嵯峨嵐山駅にて撮影、トロッコ列車。


嵯峨嵐山駅の駅名標


嵯峨嵐山駅前にあるD51蒸気機関車


嵐山名物、渡月橋


嵐山公園より渡月橋を撮影(センチスポット)


桂川(保津川)上流方向



京都嵐山オルゴール博物館
ここもセンチスポットのひとつ


同じくオルゴール博物館


嵯峨野を代表する竹林の道の一角


嵯峨野竹林の道。センチスポットのひとつ。


JR嵯峨嵐山駅

 京都駅周辺を一通り見終えた後は、JR山陰本線で嵯峨嵐山まで移動。朝ということもあり、6両編成ながらかなり混雑していました。嵐山には過去数回行ったことがありますが、こう改まってセンチスポットを撮影するのは初めてかもしれません。この日は主にセンチスポットの撮影を最優先としたため、他の観光地、寺社仏閣の見物は多分に省略しています。

 嵯峨嵐山駅からは、まず嵐山渡月橋周辺へ行ってみることとしました。昨年は祝日ということもあってかなりの人出でしたが、今回は平日の午前ということで昨年ほど人通りは多くありません。と言ってもこの嵐山は人気があるのか、常時観光客の姿がが目立ちますが‥。渡月橋周辺には結構観光客や客引きが多く、撮影はしづらいですね。そういう場合は瞬間的に人がいなくなる時を狙って撮影するのですが、これでもうまく撮れないこともあるものです。その時は潔く腹を括るしかないでしょう‥。
 嵐山公園から見た渡月橋。ここも京都の有名なセンチスポットのひとつでもあります。すかさず撮影。京都のヒロイン・綾崎若菜とボートに乗ったのもこの渡月橋周辺の桂川でした。この時はボートに乗っている人はほとんどいませんでしたが‥。しばらくして今度は京都嵐山オルゴール博物館へ向かいます。今回中へ入らなかったものの、若菜もよく来るというオルゴール博物館。以前は素通りしていて撮影すらしませんでした‥。このオルゴール博物館から程近い場所から行くことができる竹林の道。ここも昨年よりは人通りが少なくてホッとしました。2年前に来たときも一応撮影してみたものの、薄暗いため使い捨てカメラでは満足に撮影しきれなかったのが悔やまれましたが、今回のデジカメでの撮影はうまくいきました。しかしこんな細い道でも時折車が通ったりしてちょっと驚いたり‥。幅に余裕をとって設計されている地元北海道の道路に慣れているせいもあり、竹林の道に限らず本州以南の道路が窮屈に感じることもあります。竹林の道は周囲竹藪に覆われ、自然の匂いが満ち心を落ち着かせるような気がしますね。

 とりあえず嵐山はこの辺にして、再び嵯峨嵐山駅に戻り、今度は長岡京を目指します。JR東海道本線の長岡京駅まで移動し、そこから徒歩10分ほどの場所にある勝竜寺城公園へ行ってみました。ここもセンチ1の京都市外スポットです。

JR長岡京駅。蒸気機関車の車輪が展示されています。


勝竜寺城公園(センチスポット)


宇治橋


同じく宇治橋


宇治橋の傍にある紫式部像


宇治橋上より撮影した宇治公園(センチスポット)


宇治・平等院鳳凰堂



宇治公園の一角
奥に見える橋より宇治川を渡りました


宇治川先陣之碑


宇治神神社


現存する最古の神社建築・宇治神神社本殿


京阪電車・宇治駅

 長岡京駅から団地の中を進むと勝竜寺城公園にたどり着けました。辺りは静かな住宅街です。勝竜寺城はかつて明智光秀の娘・玉(細川ガラシャ)が細川忠興のもとへ輿入れした場所だそうです。そしてこの勝竜寺城公園もまた、京都におけるセンチスポットのひとつです。市外スポットですが。中も程ほどに見た後、来た道を戻り、今度は宇治公園へ向かいます。JR長岡京駅から京都へ戻り、JR奈良線に乗り換えて宇治駅まで移動します。宇治公園もセンチスポットですが、その他にも平等院鳳凰堂や宇治神神社といった観光名所も見逃せません。JR宇治駅から一旦宇治川の宇治橋へ行き、宇治橋周辺で宇治公園等を撮影、それから平等院へ行ってみることにしました。今更ですが、この宇治も含めた京都周辺は修学旅行生や団体旅行客等が多く目立ちますね。撮影するときも、何とか人は写さないように気を使います。それはそうと平等院、鳳翔館内部を見学し国宝の仏像群を見た後は、宇治公園を通って宇治川を渡り、宇治神神社へ行って見ます。ちなみにこの宇治川、平等院周辺の店からは宇治茶の匂いが程よく充満して、喉の渇きを刺激します。私も少々歩きつかれたこともあり、近くの茶店で一服しました。京都も宇治も茶の名産だけあって、銘茶の種類には事欠きませんね。

 やがて宇治川沿いを歩き宇治公園へ。宇治川は間近で見るとかなり流れが速いことが判ります。かつて源義経と源義仲がこの宇治川で対峙した時の宇治川先陣之碑を目にしつつ、宇治公園から宇治川を渡り宇治神神社の境内へ。この宇治神神社の奥の本殿は、国内最古の神社建築といわれ、平安時代後期から現存していると言われています。世界遺産にも登録されているようです。

 宇治神神社から徒歩数分の場所に、京阪電車の宇治駅がありました。さて、今まではJRばかり利用してきましたが、ここからは京阪電車に乗って次のセンチスポット、男山の石清水八幡宮へ行ってみたいと思います。京阪電車に乗るのも実はこの時が初めてだったりします。関西は私鉄路線も豊富で交通アクセスが便利な点、感心します。途中乗り継いで京阪本線八幡駅で下車。すぐそばにあるケーブルに乗り男山山頂にある石清水八幡宮へ向けて出発。

八幡駅と男山山頂を結ぶケーブル


工事中の石清水八幡宮(センチスポット)

 ケーブルに乗ること数分、男山山頂に到着。山頂と言っても、ここから更に数分歩かなければなりませんが。しばらく足を進めると、石清水八幡宮の境内に到着しました。しかし、この時はちょうど改装工事の最中だったのか、ご覧の有様で‥‥(汗)。それでも一応センチ1と同じ構図で撮影してみましたが。この石清水八幡宮より少し歩くと八幡市や遠く京都タワーを見渡すことができる場所がありました。ここから京都タワーまでは距離があるはずですが、天気が良いために眺めることも可能だったのでしょう。

男山山頂より、京都市方面。
奥の白く小さい棒が京都タワーかと。


松花堂入口にある石碑



松花堂庭園の一角(センチスポット)


夕暮れの京都タワー

 男山ケーブルで下山した後、八幡駅からバスで松花堂へ向かいました。この日最後のセンチスポットとなりましょうか。松花堂近くのバス停で下車したものの、間違えて反対方向へ歩いてしまい、少し時間を無駄にしてしまいました。時々我が身の方向音痴さが不安になります(爆)。さて、松花堂は京都洛南の名所で日本庭園のほかに美術館もありますが、今回はセンチスポットの日本庭園のみ入場しました。この時点で午後4時近かったためか、見学者はほとんどおらず、その点写真撮影には困りませんでした(笑)。しばらく順路に沿って歩くと見慣れた光景に遭遇しました。センチ1で使用されていた場所だと判り早速撮影。これでこの日のノルマ達成(苦笑)。ホッと一息つき、後は松花堂の日本庭園をゆっくり散策しつつ、松花堂入口近くのバス停から、八幡駅行きのバスはしばらく来ないので、今度は八幡駅から2区間離れた京阪本線樟葉駅行きのバスで樟葉駅へ移動。樟葉駅から準急列車に乗り東福寺駅へ。東福寺でJR奈良線に乗り換えて京都駅へと戻り、27日のセンチ巡礼に終わりを告げました。京都駅では晩飯の駅弁や飲み物を購入して改札を出る。駅から出てみると、夕暮れにライトアップされた京都タワーが綺麗だったので、朝撮影した時と同じ場所で撮影してみました。

 この27日は嵐山を除くと、ほとんどセンチ1の京都市外スポットばかりを巡っていたような気がします(苦笑)。まるで若菜のせつなさを炸裂させてしまったセンチ1の主人公のように‥(爆)。これで未踏地の京都市外スポットは天橋立のみとなりました。天橋立に行くとすれば京都からでも一日がかりとなるでしょう。今後いつ行くことができるやら‥‥。


続く

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