鉄道写真・2010年5月29日 日高本線乗り通し
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2010年5月29日は5年ぶりにJR日高本線を往復乗り通しました。
JR北海道が主催するハイキングイベント「ヘルシーウォーキング」が日高本線の途中駅・静内周辺で行われるため、
札幌から日高本線の終点・様似間で臨時快速「ヘルシーウォーキング号」が運行されました。
この列車はヘルシーウォーキング参加者以外の一般客でも乗車できるため、私も乗車してみました。
臨時快速「ヘルシーウォーキング号」は年に何度か運行されています。
使用車両はそのつど不明で、今回は元50系客車のキハ141+142系(PDC)の4両編成でした。
普段は主に札沼線(学園都市線)で運用されている車両ですが、老朽化が進み定期運用から外れる日も遠くないのかもしれません。
幸い好天に恵まれ、遠出するには格好の機会となりました。
複線電化区間の千歳線や室蘭本線を90km/h近い速度で走る旧型気動車というのも、今では珍しくなりました。
ほぼ全ての優等列車が停車する新札幌駅や南千歳駅も通過しました。
室蘭本線と日高本線の分岐駅・苫小牧で方向転換です。
全線単線非電化の日高本線に入ると軽快なジョイント音を奏で、ローカル色も濃くなります。
沿線には牧場や太平洋が広がり、北海道らしい景色が目に留まります。
日高本線のほぼ中間に位置する静内駅。
この静内駅で大半の乗客は下車しました。「ヘルシーウォーキング」の参加者です。
元々1〜2両編成のワンマン気動車がメインの路線。静内駅以外の日高本線内の駅では先頭車両の扉のみ開き、後ろ3両の扉は開きません。
最後尾4両目の車両はほとんど私の貸しきり状態でした。おかげで快適に過ごせました(笑。