鉄道写真・2006年4月11日(2日目)

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一夜明けて4月11日早朝、午前5時50分釧路に定時到着した特急「まりも」。
この列車、特急と銘打っているわりにかなり速度が遅いです。
直線区間でも大体60〜80km/hくらいで走行していたような気がします。
釧路到着早々、ヘッドマークが回っていたので撮影し、今は亡き快速「ミッドナイト」(左)、
右はノーマーク状態。他に色々写せると少し期待したのですが‥(苦笑。


   

釧路駅の電光表示板と(左)、駅名標(右)。
電光表示板の右下、網走行普通列車が今回私が乗車する列車です。


   

左写真の左側のキハ54系単行が釧網本線釧路→網走間で乗車した普通列車。
約3時間20分かけて網走まで走りました。
釧網本線途中の細岡駅の駅名標(右)。


   

塘路駅の駅名標、名所案内(左)と、走行中の風景(右)。
夏場なら美しい湿原風景も4月の時点ではまだまだ寒々としています。


   

途中標茶駅では対向列車交換のため、約6分間の停車(左)。
標茶から何駅か経て停車した摩周駅(右)。


   

川湯温泉駅の駅名標(左)と、次の緑駅の名所案内(右)。


         

緑駅の駅名標と(左)、車窓の斜里岳(右)。


   

どちらの写真も知床斜里駅です。釧網本線では少々大きめの駅です。
この駅から羅臼岳等の知床方面へのバスが出ているそうです。


   

車窓からオホーツク海(左)と、進行方向後ろ側を写した写真(右)。
右写真の左側に見えるのは知床半島です。


   

ようやく到着した網走駅の駅名標(左)。
右写真は網走から旭川まで乗車する特急「オホーツク4号」。


   

先ほどの「まりも」の先頭車両と同じく、キハ183系0番台が使われています(左)。
6年前も撮影した網走湖ですが、残念ながら凍結しています‥(右)。


   

この北見駅では大勢の人が乗車してきました(左)。
石北本線も先ほどの釧網本線同様、沿線に鹿を見かけることが多いです(右)。
よく見ると雪に多数の鹿の足跡が見えますね(笑。


   

網走から3時間40分かけて到着した旭川駅。
貨物列車(左)と、岩見沢行711系電車(右)。


   

711系電車の車内(左)。3扉化改造はされていませんが、冷房化された車両です。
右写真はまだ未乗車だった富良野線・旭川〜美瑛間で乗車したキハ150系単行普通列車。
富良野線ホームは少し離れた場所にあります。
この富良野行の車内はかなり混雑していました。


   

昨年も来た美瑛駅で撮影。左写真の手前の列車は旭川行単行普通列車で
奥に見えるのが、美瑛まで乗車してきたキハ150系。
右写真は旭川行きキハ150系の車内。こちらはガラ空きです。


   

富良野線・旭川〜美瑛間を往復して再び戻って来た旭川駅(左)。
旭川駅の駅名標と名所案内(右)。旭川駅で下車したのも6年ぶりです。


   

左写真は旭川から深川まで移動する際乗車した781系L特急「ライラック16号」。
右写真はついでに撮影したキハ40系普通列車。道内どころか全国いたる所で見かける気動車です。


   

函館本線・深川駅の駅名標(左)と、全線未乗車の留萌本線を終点増毛まで往復するキハ54系。
この列車も単行普通列車で、深川発車時点では結構混雑していました。


   

途中石狩沼田までに大半の乗客が下車していきました。そのほとんどが学生です。
因みにこの石狩沼田駅はその昔札沼線(学園都市線)の終点でしたが、
1972年に新十津川〜石狩沼田間が廃止されてしまい、現在は単なる中間駅となっています。
右写真は石狩沼田発車後の車内。


   

どちらの写真も進行方向とは逆、つまり車両の後ろで撮影。
まだ沿線は雪深いですね。


   

留萌本線・幌糠駅と大和田駅。貨車利用の駅舎で当然無人駅です。
北海道内にはこのような無人駅が多数あります。


   

留萌本線中最も大きな駅・留萌駅の駅名標です(左)。
留萌〜増毛間は主に日本海側を走るので、景色も良くなります(右)。


   

景色は良くても曲線勾配も多く、さほど速度は出ません(左)。
右写真は進行方向、つまり南方行を撮影。遠く見えるのは雄冬海岸でしょうか。


   

途中信砂駅の駅名標(左)。留萌本線には変わった駅名が多いですね。
再び日本海を撮影。日が傾いた太陽がまぶしいです(右)。


   

ようやく到着した留萌本線終点・増毛駅です。ここもまだ雪が多く残っています。
ここ増毛で下車したのは、私も含めて4〜5人ほどです。


   

現在札幌圏では中々撮影する機会がないキハ54系。この際だからと何枚か撮っておきました(笑。
右写真は増毛駅の車止めとキハ54系。


   

増毛駅の駅舎(左)とキハ54系(右)。
実は17年ほど前にもこの増毛駅に来たことがあります。
親と一緒に札幌から自動車で来たわけですが、駅前はその頃とさほど変化はないですね。


   

間近で撮影したキハ54系(左)と、名所案内(右)。



折り返し、深川行の車窓、日本海の夕日です。


   

今回使用した切符。


私が乗車した「まりも」のB寝台車両は結構閑散としていて、それなりにくつろぐ事ができました。
開放寝台は混雑していると他人のいびきや話し声などで中々眠れないこともありますが、
その点今回は大丈夫でした。
風邪気味で疲れていたというのもありますが‥。
2日目、夜行特急「まりも」で釧路に到着し、すぐ乗り換えて網走行キハ54系普通列車に乗り込みました。
ここも1両編成の単行です。途中学生が数人乗車してきましたが、標茶でほとんど下車。
他は観光客や地元の乗客など、ガラ空きではないものの、座れないほどの混雑ではありませんでした。
釧網本線の沿線には釧路湿原や摩周湖、知床穂方面への接続駅など、観光路線とも言えるのですが、
4月はまだ季節外れで、釧路湿原は寒々としていて凍結している沼もありました。
沿線には時折タンチョウや鹿を見かけることがあり、特に鹿が多かったです。
列車も線路のそばに鹿を見かけると汽笛を鳴らしたり減速したり‥。
他には知床半島や初めて見るオホーツク海など、北海道らしい車窓は一見の価値があると思います。
3時間以上の乗車時間でしたが、結構楽しめました。

網走からは石北本線で旭川まで特急「オホーツク4号」で移動しました。
網走での乗り換え時間は12分。下車は出来ませんでしたが、網走に来たのも6年ぶりです。
「オホーツク」の車両はキハ183系列でも初期のもので、車内も簡易リクライニングシートとやや古臭いです。
最も、この日は自由席車両を1両増結していたので、空いていました。
途中の峠越えでは、25パーミルの急勾配が曲線状態で続くため、かなり速度が落ちます。
ここら辺にも鹿が出没し(笑)、頻繁に汽笛を鳴らすことがありました。
3時間40分かけて旭川へ到着です。

富良野線・旭川〜美瑛間はまだ未乗車区間。
ここを往復キハ150系単行で乗り、旭川駅をこれも6年ぶりに下車し、その後札幌行特急「ライラック16号」で
深川まで移動し、今回の乗り鉄最後の未乗車区間・留萌本線全線を往復しました。
留萌本線もキハ54系の単行で増毛行は特に留萌〜増毛間がガラ空きで、帰りの深川行などは
一部区間私を含めて2人しか乗車していないこともありました。
おかげでゆったりとくつろげましたが(笑。
しかし留萌本線は変わった駅名が多いです。
由来の多くはアイヌ語だと思いますが‥。

深川から札幌までは、785系L特急「スーパーホワイトアロー30号」に乗車。
この列車も車内は閑散としていました。
乗り心地は781系よりも大分良いですね。
こうして今回2日間の乗り鉄は終了しました。
体調が万全ではありませんでしたが、実に有意義な2日間でした。



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